質問は自己解決しました。
構成失行は、細かい話になるので、超厳密な線引きはまだできません。
細かいことは置いといて、復習を進めましょう。あと、試験では最も確からしいものを選びましょう。
一応疑問は下に置いておきます。
あたらしい内科外科2020の10.神経のテキスト1.14高次機能とその障害(p.25)で、構成失行は優位半球にあるとまとめられているのですが、劣位半球の間違いではないでしょうか。
劣位半球の障害で現れるものとして、半側空間無視、着衣失行、相貌失認の3つにアスタリスクが付いているのですが、劣位半球の障害で現れるものは着衣失行、半側空間無視、構成失行、相貌失認、地誌的失認など、非言語性の視覚認知障害が出るものであり、
あたらしい内科外科 10神経のテキストには、劣位半球の障害で見られるものに構成失行を加えて、半側空間無視、着衣失行、相貌失認、構成失行の4つにした方が良いと思います。(アスタリスクは構成失行にも付けた方が良いと思います。)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/neuropsychology/32/3/32_224/_pdf/-char/ja
の4ページ目(p227)、5)視空間認知には、
構成障害のスクリーニン グには重複五角形,透視立方体などの図形の模写 を行う.手指でキツネなどの形を作って模倣させ る手指肢位模倣も身体を使った構成行為と考えら れ,視空間認知機能低下がある場合に障害されや すい.広い空間での視空間認知障害に地誌的失見 当識があり,よく知っている場所で道に迷う.
構成障害は右頭頂葉外側病巣で起こり,地誌的 失見当識は右頭頂葉内側病巣で生じやすい.
と書いてあります。
なので、構成失行も劣位半球に含まれるのではないでしょうか。
通常は劣位だけど、例外的に両側にある人もいるみたいです。
https://core.ac.uk/download/pdf/147690536.pdf
ただ、それでも両側で質の異なる構成機能があると考える説が有力なんですかね、。
ご多忙のところ大変恐れ入りますが、お返事頂けると幸いです。
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