いつもお世話になっております。
113A13、選択肢cの解説で抗パーキンソン病薬は悪性症候群を引き起こすため、せん妄のリスクとなるという記載があります。
新しい神経2019 4.2 Parkinson病の治療のところで悪性症候群のリスクとして、抗パーキンソン病薬と抗精神病薬が挙げられています。
上記のことから、抗精神病薬は悪性症候群を引き起こすことがあるため、せん妄のリスクにもなるし、治療にもなる、という理解で良いのでしょうか?
分かる方がいればご教授願います。
まもっちさん
ガイドライン的なものはなかったんですが、以下のpdfにはせん妄を起こす抗精神病薬について記載がありますね
https://www.fpa.or.jp/library/kusuriQA/25.pdf
①抗コリン作用の強い抗精神病薬もある……認知機能下がるのでせん妄起こす
(cf. アルツハイマーの治療はChE阻害薬、せん妄に禁忌のベンゾは抗コリン作用もある)
②悪性症候群が発生すると、せん妄を続発しうる
これくらいの認識でいいんじゃないでしょうか。ちなみにuptodateにはall medications should be considered.
と書いてありました。まあそうか……
https://www.uptodate.com/contents/delirium-and-acute-confusional-states-prevention-treatment-and-prognosis?search=delirium&topicRef=4824&source=related_link#H104295698
いつもわかりやすい解説ありがとうございます。
抗コリン作用のある薬が認知機能を低下させることも、
ベンゾジアゼピンがせん妄を引き起こしやすいことも知らなかったです。
勉強になりました。ありがとうございます。
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