103A13

正しいのはどれか。3つ選べ
レセルピンは躁状態を起こす。
抗ヒスタミン薬は焦燥感を起こす。
抗Parkinson病薬はせん妄を起こす。
インターフェロンはうつ状態を起こす。
副腎皮質ステロイドは気分変調を起こす。

解答: c,d,e

103A13の解説

a レセルピンは降圧薬であるが、うつ状態を起こす。※2019年に販売中止。
b 抗ヒスタミン薬は眠気を起こす。
c 正しい。抗Parkinson病薬はせん妄を起こすことがある。悪性症候群をきたす可能性がある事を考えれば容易に導けるであろう。
d 正しい。インターフェロンはうつ状態を起こす。肝炎の治療などで注意が必要な事実だ。
e 正しい。副腎皮質ステロイドが躁やうつといった気分変調を起こすことも知っておくとよい。

正答率:56%

テーマ:精神科で用いる薬剤の副作用について

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