解決済 104F4 24.公衆衛生

スクリーニングにおける感度と特異度

お世話になっております。問題演習中疑問が生じたため質問させて下さい。
本問の選択肢dで「スクリーニングでは陽性尤度比が大きいことが望ましい」が○となっておりますが、陽性尤度比が大きいということは特異度が高い、確定診断に有効な検査でありスクリーニングには向かないのではと考えてしまいます。
日本臨床検査医学会のページ(https://www.jslm.org/books/guideline/05_06/288.pdf)にも「スクリーニングは感度が高い検査が望ましい」とあり、やはり陰性尤度比が小さい、感度が高い検査がスクリーニングに適するのではないでしょうか。
選択肢eが間違いなく答えなのでdは答えにならないと割り切るべきなのでしょうか。
どなたかご意見頂ければ幸いです。

回答3件

  • 日本語の問題ではないでしょうか。
    選択肢が意味するところは、スクリーニング検査においては陽性尤度比は低いより高い方がいいという趣旨の、あくまで十分条件という意味だと思いました。
    Papaさんがおっしゃっているのは必要条件のことのように思いますが、そのように解釈すると確かに難しいですね。

  • 「正しい、どちらともいえない、誤っている」のどれか、を考えるといいのではないか、と思います。
    dはどちらとも言えない(陽性尤度比が大きいにこしたことはないけど感度が低いと話が変わってくる)
    eは誤っている

  • >> ガサコシャトルさん、papiさん
    お返事ありがとうございます。
    たしかにもう少し柔軟に考えるべきでした汗 恥ずかしながら、トレードオフの関係で特異度あげると感度が落ちるので、むしろ陽性尤度比が低い方がいいのでは?とまで考えてしまっていましたので、、、
    お忙しいところ有難うございました。

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  • 問題参照 104F4

    スクリーニングについて誤っているのはどれか。
    • a 偽陰性が少ないほど有用である。
    • b 感度を高くすると特異度は低くなる。
    • c カットオフ値はROC曲線で決める。
    • d 陽性尤度比が大きいことが望ましい。
    • e 検査前確率が低いと偽陽性が少なくなる。
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