解決済 109D49 12.小児科

無菌性髄膜炎の髄液検査所見について

無菌性髄膜炎の髄液検査所見について質問があります。
無菌性髄膜炎では単核球が上昇するという認識だったのですが、イヤーノートによると
流行性耳下腺炎に合併した無菌性髄膜炎は「単球」が上昇するようなのです。

109D49eの解説にも無菌性髄膜炎なので単核球が上昇するとあるのですが、ムンプスは例外的に「単球」があがるのでしょうか?
イヤーノートの誤植ではなく実際に単球が上昇するのであれば、そう覚えようと思っています。

追加で、
単核球=リンパ球、単球=マクロファージという認識なのですが、間違いはないでしょうか。髄液所見の時は表現が変わるのも疑問に思っておりまして。

回答3件

  • 質問する前にgoogleや清書等で調べたら出てくるのでは???
    あとイヤーノートを過信するのはよくないと思います。

  • 浅学で申し訳ないです。
    直近の模試で同様の出題があったので、国試と照らし合わせていたのです。

  • もう解決されてると思いますが、自分のためも含めて…

    流行性耳下腺炎に伴う無菌性髄膜炎での髄液所見は、ほかのウイルスによるものと同様、単核球上昇で間違いないようです。
    https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdf/zuimaku_guide_2014_07.pdf 日本神経学会

    イヤーノートのホームページを確認したところこちらの記述の訂正は出ていませんでしたが、
    T社の模試のほうでは訂正情報出ていました。(やはり単球ではなく単核球だということで)

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  • 問題参照 109D49

    4歳の女児。発熱と頭痛とを主訴に母親に連れられて来院した。数日前から右耳下部の腫脹と疼痛があり、本日の夕方から発熱、頭痛および嘔吐がみられた。夜間に発熱と頭痛とが増強したため救急外来を受診した。意識は清明。体温39.1℃。脈拍132/分、整。呼吸数24/分。SpO2 98%(room air)。咽頭は軽度発赤し、右耳下腺に自発痛を伴う腫脹を認める。項部硬直を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。腸雑音は正常である。
    この疾患について正しいのはどれか。
    • a 血清リパーゼが高値である。
    • b 感染経路は接触感染である。
    • c 合併症には伝音難聴がある。
    • d 唾液腺由来の血清アミラーゼが高値である。
    • e 髄液検査で多形核球優位の細胞数増多がみられる。
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