解決済 115B48 02.内分泌代謝

仮面尿崩症におけるコルチゾールの働き

コルチゾールにはNa再吸収の働き(尿量を減少させる)がある一方で、水利尿の働き(尿量を増加させる)もあるかと思います。
仮面尿崩症は、中枢性尿崩症が、コルチゾール減少に伴う水利尿効果の減弱と相殺され、尿崩症がマスクされてしまう病態とのことでしたが、この場合にはコルチゾールのNa再吸収の働きは関与しないのでしょうか。どなたか詳しい方ご教示いただけますと幸いです。

回答5件

  • 仮面尿崩症における大きな要因はコルチゾールだけの低下ではなく、下垂体機能の低下によるACTH低下ですから、アルドステロンも低下します。

    追記
    なぜさっきここでSIADHを出したのか、、、申し訳ありませんでした。
    アルドステロン低下も確かに尿量増加に繋がりそうです、、、調べてみます!申し訳ありません!
    追記
    調べてみましたがハッキリと分かりませんでした。誤解を生む発言をし、大変申し訳ありませんでした。

    コルチゾールがADHを低下させるので、ADH同士で考えるのが都合の良い解釈かもしれません、、、申し訳ありません

    • 調べてくださりありがとうございます!
      コルチゾールやアルドステロンの働きは複雑で、なかなか理解が難しいですよね。

      他に仮面尿崩症について詳しい方がいらしたら教えていただけますと嬉しいです!

  • お返事いただきありがとうございます。

    SIADHはADH過剰分泌による抗利尿作用(尿量を減少させる)があるものの、RAS系の抑制やBNP上昇によりNa利尿(尿量を増加させる)が働き、尿量が変わらず濃い尿が排泄されてしまう病態だと認識しております。
    SIADH : 水再吸収亢進(ADH増加) + Na利尿(RAS系抑制やBNP上昇) = 尿量一定

    一方で、仮面尿崩症は、中枢性尿崩症が、コルチゾール減少に伴う水利尿の減少と相殺され、尿崩症がマスクされてしまう病態と認識しております。
    仮面尿崩症 : 水再吸収抑制(ADH減少) + 水利尿減弱(コルチゾール減少) = 尿量一定
    この状態に、コルチゾール作用有するステロイドを補うと、水利尿減弱(コルチゾール減少)が消失し、尿量増加をきたす。

    ここで、「ACTH低下によるAld低下」や「コルチゾール低下によるNa利尿減少」をメインに考えると以下のようになり、さらに尿量が増えてしまう気がするのですが、どのように考えたらいいのでしょうか。
    仮面尿崩症 : 水再吸収抑制(ADH低下) + Na再吸収抑制(Ald、コルチゾール低下) = 尿量増加?

  • 再度、仮面尿崩症について調べてみたのですが、納得できる答えが見つかりませんでした。もしご存じの方がいましたら教えていただけますと嬉しいです。

  • 回答がつかなかったため、7月末をもって「解決済み」に分類させていただきました。

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  • 問題参照 115B48

    さらに医療面接と診察を進めた。
    現病歴:頭痛は眼の奥が重く痛むようなものである。3か月前から無月経になっている。食欲も落ちており、体重は半年で3kg低下している。癌なのではないかと心配している。睡眠障害はない。3か月前から便秘が悪化している。
    既往歴:特記すべきことはない。
    生活歴:会社員。夫と子どもと3人暮らし。喫煙歴と飲酒歴はない。
    家族歴:特記すべきことはない。
    現 症:意識は清明。身長153cm、体重48.2kg。脈拍72/分、整。血圧98/56mmHg。呼吸数16/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。甲状腺腫を認めない。胸部では乳頭の圧迫で白色乳汁分泌を認める。腹部に異常を認めない。両耳側半盲を認める。
    検査所見:血液所見:赤血球357万、Hb 11.1g/dL、Ht 34%、白血球4,200、血小板18万。血液生化学所見:AST21 U/L、ALT 14U/L、LD 146U/L(基準120~245)、尿素窒素15mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、血糖78mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。内分泌検査所見:ACTH 9pg/mg(基準60以下)、コルチゾール1.9μg/dL(基準5.2~12.6)、TSH 0.76μU/mL(基準0.500~5.00)、FT3 2.27pg/mL(基準2.30~4.30)、FT4 0.51ng/dL(基準0.90~1.70)、LH 0.3mIU/mL(基準1.8~7.6)、FSH 4.4mIU/mL(基準5.2~14.4)、エストラジオール<10pg/mL(基準11~230)、プロゲステロン0.2ng/mL(基準0.5以下)、プロラクチン198ng/mL(基準0.5以下)。頭部造影MRIで下垂体腺腫を認める。

    治療で誤っているのはどれか。

    • a 薬物療法で腫瘍の縮小が期待できる。
    • b 発熱時は副腎皮質ステロイド補充を減量する。
    • c 手術を行う場合、下垂体機能評価を事前に行う。
    • d ホルモン補充は副腎皮質ステロイドから開始する。
    • e 副腎皮質ステロイド補充開始後は尿崩症の出現に注意する。
  • 関連トピック

    なし