解決済 106I50 07.循環器

房室ブロックと洞不全症候群の鑑別について

「突然の意識消失を繰り返す」という記述から、自分はAdams-Stokes症候群を呈する疾患と考えて、房室ブロックと洞不全症候群の可能性を考え、いきなりペースメーカー留置を選んでしまい、偶然正解しましたが、心電図からこの2つをどう判断すればよいでしょうか。
解説に心電図から洞停止を認めるとありましたが、これはP波もQRSも脱落している期間が見られることから洞停止と判断するのでしょうか。
この考えが正しい場合、逆に提示された心電図がP波が見られQRSが脱落していた場合は房室ブロックと判断してよいのでしょうか。

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  • 問題参照 106I50

    78歳の男性。突然の意識消失を繰り返すことを主訴に来院した。発作は約3か月前からみられ、頻度は2週に1回程度であるという。薬は服用していない。来院時、意識は清明。脈拍52/分、整。血圧116/68mmHg。身体診察所見、胸部エックス線写真および12誘導心電図に異常を認めない。携帯型心電図記録計による症状発現時の心電図を別に示す。
    治療として適切なのはどれか。
    • a β遮断薬の投与
    • b 抗コリン薬の投与
    • c 植え込み型除細動器の留置
    • d 心臓ペースメーカーの留置
    • e カテーテルアブレーション
  • 関連トピック

    なし