解決済 105G47 06.呼吸器

気管支出血に対する止血について

お世話になっております.
当問題の解説について疑問があったため質問させていただきます.

気管支出血が生じた際,出血側を下にした側臥位をとることで臓器の重みによる圧迫止血ができる,といったような理論での解説ではありますが,この内容に根拠等はあるのかと疑問に思いました.
自分で調べてみたところ,出血側の反対側に血液が流入することを防ぎ,窒息リスクを下げるために側臥位をとることがあるそうです.(http://hospi.sakura.ne.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jhn-cq-kobe-160615.pdf)

回答1件

  • わたしも疑問に思います

    重みで止血するというのが少しわかりませんでした。
    一方で、両方の肺が血液で障害されるのを防ぐべく、片肺に血液を留めるという意味で、出血側に傾けるという記載は見つけました。

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  • 問題参照 105G47

    68歳の女性。肺がん検診の胸部エックス線写真で異常を指摘され来院した。胸部CTで右上葉に直径3.2cmの腫瘤影を認める。確定診断のため経気管支肺生検を行ったところ生検部位から出血し、1分ほど経過しても止血しない。意識は清明。脈拍88/分、整。血圧110/80mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%。
    まず行うべきなのはどれか。
    • a 止血薬を静注する。
    • b 鎮静薬を静注する。
    • c 気管支鏡を抜去する。
    • d 気管支ステントを留置する。
    • e 患者を仰臥位から右側臥位にする。
  • 関連トピック

    なし