受付中 111I79 09.肝胆膵

急性膵炎によるDKA合併時の血液ガス

本筋とは全く関係ないのですが、
血液ガスでAGを取ると上がっているので代謝性アシドーシスがありHCO3の下がり方とPaCO2の下がり方からは他のアシドーシス/アルカローシスの合併は無いように思うのですが、
AaDO2を取ると約29で相当上昇しているように思えますがこれは何が原因なのでしょうか?急性膵炎ですので全身性に炎症が生じて肺水腫というのも考えましたが、Xpでは胸水は軽度としか書いていないので肺自体に何か問題があるようには思えないのですが...

回答1件

  • 質問者さんのコメントが気になったので自分なりに調べてみました。まず、AaDO2は年齢によって正常値が大きく異なること、また臨床上重要となるのは30以上くらいからであることが文献に書いておりました。
    ここからは自分が考えたことですが、AaDO2は1型呼吸不全か2型呼吸不全の鑑別で重要なものであり今回は代謝性アシドーシスのためそこまで大事な所見ではない、この症例の場合、代償としてPaCO2を低下させているのでAaDO2=PAO2-PaO2の式から考えてもAaDO2が上がってくるのは自然じゃないでしょうか?

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 111I79

    43歳の女性。意識障害を主訴に救急車で搬入された。一昨日の午後から上腹部痛、背部痛および悪心が出現し、自宅近くの医療機関を受診し鎮痛薬と制吐薬とを処方されたが無効だった。本日早朝から呼びかけに返答できなくなり夫が救急車を要請した。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴はない。意識は傾眠状態だが唸り声をあげながらうずくまってしまい仰臥位で診察を受けられない。身長162cm、体重60kg。体温37.2℃。心拍数56/分、整。血圧106/58mmHg。呼吸数20/分、深い大きな呼吸で呼気には異臭がする。臍周囲に青紫色の着色斑を認める。尿所見:蛋白(−)、糖4+、ケトン体3+。血液所見:赤血球468万、Hb 14.8g/dL、白血球18,000、血小板10万。血液生化学所見:アルブミン3.2g/dL、アミラーゼ820U/L(基準37〜160)、クレアチニン1.3mg/dL、血糖1,080mg/dL、HbA1c 5.6%(基準4.6〜6.2)、ケトン体8,540μmol/L(基準28〜120)、総コレステロール310mg/dL、トリグリセリド840mg/dL、Na 143mEq/L、K 4.9mEq/L、Cl 93mEq/L、Ca 6.8mg/dL。CRP 24mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.11、PaCO2 27Torr、PaO2 86Torr、HCO3- 15.2mEq/L。胸部エックス線写真で両側に軽度の胸水を認める。頭部CTで異常を認めない。腹部造影CTを別に示す。

    静脈路を確保し生理食塩液とともに投与を開始すべきなのはどれか。3つ選べ。

    • a 速効型インスリン
    • b 副腎皮質ステロイド
    • c 蛋白分解酵素阻害薬
    • d グルコン酸カルシウム
    • e 広域スペクトル抗菌薬
  • 関連トピック

    なし