解決済 103C8 19.皮膚科

”紅斑“の定義について

いつもお世話になっております。紅斑についての質問です。

紅斑は湿疹の初期に見られるので、表皮の炎症を表しています。一方、結節性紅斑は皮下組織レベルでの炎症です。同じ“紅斑”でも炎症の主座が異なることに疑問を持ちました。

湿疹三角に含まれる“紅斑”と、膠原病などで見られる○○性紅斑(結節性紅斑、環状紅斑など)の“紅斑”は違うのでしょうか?

どなたか回答よろしくお願い致します。

回答3件

  • 紅斑は毛細血管の拡張等によって皮膚が赤くなっている状態を指す言葉であると記憶しています。出血などが起こっているわけではないので、硝子圧法で消退します。
    ですので、その毛細血管拡張さえ生じるのであれば、炎症の主座がどこであったとしても紅斑と言えるのではないでしょうか?

  • 100E29-dによれば「湿疹=表皮の炎症」なのですが、正直この定義には限界があるため、2020皮膚科からは講義内で「湿疹=皮膚の炎症により外観がwetになった状態」と解説することにしました。
    つまり、紅斑は湿疹の1つともなりうるし、真皮以下の病態でみられてもよい、という感じです!

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  • 問題参照 103C8

    表皮に変化がみられるのはどれか。
    • a 蕁麻疹
    • b 網状皮斑
    • c 接触皮膚炎
    • d 結節性紅斑
    • e 蜂巣炎〈蜂窩織炎〉
  • 関連トピック

    なし