解決済 112D50 07.循環器

ST低下と狭窄部位

心筋梗塞でのST上昇は虚血部位と対応するが、狭心症でのST低下している誘導は狭窄部位と対応しないと習ったのですが実際どうなのでしょうか。検索しても出でこず、国試にもあまり関わらないと思いますがご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけると嬉しいです。

回答2件

  • コウメイ先生のレジデントのためのこれだけ心電図によると、確かに狭心症では部位診断はできないが、ST低下がV5付近で起こりやすいことはぜひ知っておくと良いそうです。というのも、前壁誘導でST低下してるけど、V5では低下してない、といったときには狭心症よりは後壁梗塞を考えるといったことに繋がるからです。

  • 野田洋次郎さん
    やはりST低下と部位は関係ないですよね。
    V5のお話、将来とても役立ちそうです!!
    有難うございます!

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  • 問題参照 112D50

    66歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。3か月前から早歩きの際に呼吸困難を自覚するようになった。症状は急に始まり、そのまま歩行を続けることはできないが、立ち止まって安静にすると約3分で改善する。冷汗や眼前暗黒感、呼吸性の痛みの増強はないという。症状の頻度や程度は変わらなかったが、心配した家族に付き添われて受診した。体温36.6℃。脈拍68/分、整。血圧132/82mmHg。呼吸数14/分。SpO2 98%(room air)。眼瞼結膜に貧血を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部エックス線写真で異常を認めなかった。心電図をとって検査室から早足で外来に戻ってきたところ、いつもと同じ症状が出現してきたという訴えがあった。直ちに外来診察室でバイタルサインを確認し、心電図の再検査を行った。心拍数98/分。血圧172/92mmHg。SpO2 99 % (room air)。症状は、いつもと同じ強さで出現から約2分続いている。本日受診時の心電図(A)と診察室での発作時の心電図(B)とを別に示す。

    まず行うべきなのはどれか。

    • a ベラパミル経口投与
    • b ニトログリセリン舌下投与
    • c へパリン静注
    • d アトロピン静注
    • e アドレナリン静注
  • 関連トピック

    なし