こんにちは。
この臨床像だとレム睡眠行動障害などの出現したのが10年前で、一年目に出現したパーキンソンニズムに先行しています。
(パーキンソン病が進行した認知症なら時間軸としてパーキンソンニズム→認知症の流れになるかと思います。)
また、パーキンソン病では、MRIでは萎縮などは見られず一見正常なことが多いので、これもパーキンソン病よりDLBであると判断する材料になると思います
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80歳の男性。夜間に大声をあげることを主訴に来院した。約10年前から時々はっきりした夢をみて、夜中に大声をあげるようになった。1年前から動作がのろくなり、歩行時に歩幅が小刻みとなって、つまずくことが増えてきた。2か月前から、カーテンが人の姿に見えることがあったという。さらに、夜中に大声をあげて手足を動かしてベッド周囲の物を落とすことが増えてきたため、心配した妻に勧められて受診した。既往歴に特記すべきことはなく、常用薬はない。頭部MRIでは軽度の脳萎縮以外に異常は認めない。
診断に有用な検査はどれか。3つ選べ。