解決済 114A75 10.神経

Parkinson病とLewy小体型認知症

この問題ですがもし幻視の記載がなければ、DLBとParkinson病のどちらか確定することは出来ないと考えて良いでしょうか?

回答2件

  • こんにちは。
    この臨床像だとレム睡眠行動障害などの出現したのが10年前で、一年目に出現したパーキンソンニズムに先行しています。
    (パーキンソン病が進行した認知症なら時間軸としてパーキンソンニズム→認知症の流れになるかと思います。)
    また、パーキンソン病では、MRIでは萎縮などは見られず一見正常なことが多いので、これもパーキンソン病よりDLBであると判断する材料になると思います

    • 時系列を考えることを失念していました。
      ありがとうございます!

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  • 問題参照 114A75

    80歳の男性。夜間に大声をあげることを主訴に来院した。約10年前から時々はっきりした夢をみて、夜中に大声をあげるようになった。1年前から動作がのろくなり、歩行時に歩幅が小刻みとなって、つまずくことが増えてきた。2か月前から、カーテンが人の姿に見えることがあったという。さらに、夜中に大声をあげて手足を動かしてベッド周囲の物を落とすことが増えてきたため、心配した妻に勧められて受診した。既往歴に特記すべきことはなく、常用薬はない。頭部MRIでは軽度の脳萎縮以外に異常は認めない。

    診断に有用な検査はどれか。3つ選べ

    • a 脳脊髄液検査
    • b 末梢神経伝導検査
    • c ポリソムノグラフィ
    • d MIBG心筋シンチグラフィ
    • e ドパミントランスポーターSPECT
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