解決済 100I26 07.循環器

問題文内の聴診所見について

平素よりお世話になっております。
過去問演習中に「頸部に放散する4/6度の収縮期雑音を胸骨右縁第2肋間から胸骨左縁第4肋間にかけて聴取する。」という記述について気になった点がございます。
この記述が胸骨右縁第2肋間での収縮期駆出性雑音すまりASの心雑音であることはすぐわかったのですが、胸骨左縁第4肋間にも聴取された心雑音が何なのか気になっております。解説にはこれも含めてASと記されおりますが、これが一体どういうメカニズムで聴取されるものかご説明いただけないでしょうか?

回答2件

  • 肥大型心筋症〈HCM〉でAS様の雑音が左4に聴取されることを考えると、ASとHCMとの中間的病態である大動脈弁下狭窄症が候補に挙がります。
    が、単に考えすぎで、個人差の範囲と流すのが無難かもしれません。

    • 穂積先生ご回答頂きありがとうございます。
      こういう重箱の隅を突くようなものに
      時間を取られないように気をつけます。

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  • 問題参照 100I26

    68歳の男性。重い荷物を持って駅の階段を昇っているときに呼吸困難が生じ、意識を失って救急車で搬入された。3年前から労作時に軽度の動悸と息切れとがあり、安静によって軽快していた。脈拍64/分、整。血圧100/60mmHg。頸部に放散する4/6度の収縮期雑音を胸骨右縁第2肋間から胸骨左縁第4肋間にかけて聴取する。心臓カテーテル所見を別に示す。
    この疾患で誤っているのはどれか。
    • a 突然死の原因となる。
    • b 胸痛をきたす。
    • c 左室が肥大する。
    • d 速脈を特徴とする。
    • e 二尖弁が原因となる。
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