平素よりお世話になっております。
過去問演習中に「頸部に放散する4/6度の収縮期雑音を胸骨右縁第2肋間から胸骨左縁第4肋間にかけて聴取する。」という記述について気になった点がございます。
この記述が胸骨右縁第2肋間での収縮期駆出性雑音すまりASの心雑音であることはすぐわかったのですが、胸骨左縁第4肋間にも聴取された心雑音が何なのか気になっております。解説にはこれも含めてASと記されおりますが、これが一体どういうメカニズムで聴取されるものかご説明いただけないでしょうか?
肥大型心筋症〈HCM〉でAS様の雑音が左4に聴取されることを考えると、ASとHCMとの中間的病態である大動脈弁下狭窄症が候補に挙がります。
が、単に考えすぎで、個人差の範囲と流すのが無難かもしれません。
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