解決済 116C56 12.小児科

思春期早発症は最終的に低身長になる?

小児科の授業に関しまして質問があります。

Chapter5の思春期早発症に関しての質問なのですが、ご講義内で思春期早発症は最終的に低身長になる確率が高いとおっしゃっていましたが、つまり、小さい時に高身長の子というのは大体の確率で、低身長になるという事でしょうか。

大人で高身長の方というのは小さい時から平均よりは身長が高い子が多いのかなと思い、あまり感覚と合致しておらず、少し疑問に思って困っております。 小さい時から高身長の子は成長ホルモンになり身長が高いという事で、これとは関係ないという事でしょうか。

回答1件

  • さくっとググった値ですので、あくまで肌感覚というか、目安の値なのですが、GnRH依存性思春期早発症の発生頻度は1/5,000~1/10,000だそうです。つまり、レアな病態なわけですね。

    一方、今回お示しいただいた「大人で高身長の方というのは小さい時から平均よりは身長が高い子が多いのかなと思い」というのはほとんどが体質性の高身長の話です。例えば両親ともに高身長だとか、部活動でバスケットボールをやっていた、的な感じです。

    ですので、ご理解の通り、関係ないと思います。

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  • 問題参照 116C56

    6歳6か月の女児。約1年前から乳房腫大に気づかれていたが、次第に目立ってきたため母親に連れられて来院した。身長127cm、体重26kg。体温36.3℃。外表に異常を認めず、甲状腺腫を触知しない。心音と呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。乳房の成熟度は両側ともTanner分類でIII度である。血中エストラジオール値とLH-RH試験の結果は乳房腫大に矛盾しない。成長曲線を別に示す。

    診断に有用な検査はどれか。2つ選べ

    • a 頭部MRI
    • b 染色体検査
    • c 心エコー検査
    • d マンモグラフイ
    • e 手根骨エックス線撮影
  • 関連トピック

    なし