解決済 100A31 12.小児科

先天性胆道拡張症で血中ビリルビン濃度が上昇する理由

先天性胆道拡張症で血中ビリルビン濃度が上昇する理由がわかりません。「胆道が拡張すると血中にビリルビンが漏出する」と講義で仰っていたのですが、拡張するだけで漏出するのかと引っかかりました。
胆道に存在する小さな孔が広がって漏出しやすくなるのかと考えております。
どなたかご教授願います。

回答2件

  • はい! 正しい理解だと思います!
    ほか、拡張によりうっ滞も生じますので、肝内胆汁の流れが悪くなり、肝内の脈管からビリルビンが漏出する経路もあると思います。

  • ありがとうございます!

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 100A31

    35歳の女性。腹部超音波検査で総胆管の著明な拡張を指摘され来院した。幼少時から年に数回腹痛があった。貧血と黄疸とを認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球420万、Hb 12.2g/dL、白血球6,200、血小板28万。血清生化学所見:総蛋白7.5g/dL、アルブミン5.0g/dL、総ビリルビン0.6mg/dL、AST 38U/L、ALT 32U/L、ALP 212U/L(基準260以下)。腹部MRIのT2強調冠状断像を別に示す。
    この疾患に合併しやすいのはどれか。
    • a 肝細胞癌
    • b 胆管癌
    • c 十二指腸乳頭部癌
    • d 膵頭部癌
    • e 大腸癌
  • 関連トピック

    なし