解決済 107G64 23.中毒

有機リンにおける対光反射消失の理由

「あたらしい中毒・麻酔 2019」での解説で、縮瞳と対光反射がムスカリン作用により生じているということで緑色のマーカーで示されていました。

 対光反射は動眼神経の副交感神経成分が関与しているので、何故、副交感神経が優位になったとき、対光反射が消失するのかわかりませんでした。

 ムスカリン作用で縮瞳しているため、対光反射する前から縮瞳しきっているということなのでしょうか、それともまた違う理由なのでしょうか。

 よろしくお願いいたします。

回答3件

  • >対光反射する前から縮瞳しきっている

    ↑この理解でOKです。

    • お忙しい中返信ありがとうございます。

      勉強が少しずつ進み、「今までした勉強との辻褄的に少し気になる、だけれど教科書や参考書では理解・納得しづらい部分」が増えてきました。先生が「このフォーラムはあまり活発でないから.netには移植しなかった」と仰っていましたが、私自身このフォーラムに大変助けられています。残していてくださりありがとうございます。

  • コメント、ありがとうございます。
    フォーラムを活用いただけているとのこと、とてもうれしく思います。
    今後ともよろしくおねがいします!

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  • 問題参照 107G64

    患者を救急室で診察し以下の情報を得た。
    既往歴:幼少時からアレルギー性鼻炎がある。
    生活歴:独身。1人暮らし。会社員。喫煙は20本/日を5年間。飲酒はビール500ml/日を5年間。
    家族歴:母親が高血圧症で内服加療中。
    現 症:意識は清明。頭痛と悪心とを訴えている。体温36.8℃。脈拍108/分、整。血圧140/90mmHg。呼吸数24/分。SpO2 92%(room air)。瞳孔は高度に縮瞳し、対光反射は消失している。鼻汁、流涎および発汗がみられる。四肢に運動麻痺を認めない。腱反射の異常を認めない。呼吸音に異常を認めない。心雑音を聴取しない。
    この患者で予想される血液生化学所見はどれか。
    • a CK高値
    • b 血糖低値
    • c ALT高値
    • d クレアチニン高値
    • e コリンエステラーゼ〈ChE〉活性の低下
  • 関連トピック

    なし