解決済 111E55 11.産婦人科

前方・後方頭位について

回旋の概念が苦手で、見当はずれな意見でしたら、申し訳ありません。

2020あたらしい産婦人科p151,講義12番12:10
この問題では3時方向とあるので、講義内での絵が斜め方向に1or2時のように書かれておりますが、実際は横なのかなと思っています。
また、であれば、3行目の時点では講義内で解説されているように”前方”かどうかは分からず、ピンクのラインマーカーが引かれていない5.6行目の第4回旋の記載から第2回旋は逆方向であることより、その時点で初めて”前方”だと分かる気がするのですが、如何でしょうか。

回答2件

  • >講義内での絵が斜め方向に1or2時のように書かれておりますが、実際は横なのかなと思っています。

    ↑たしかに。たぶん講義中は4時が45度方向と勘違いしていますね。講義中は頭で数秒先に言うことを考えながら、口では現在の内容を口走っており、手では数秒前のことを板書する、という3時制が混同するため、通常ではありえないようなこういう誤解はよくあります。うちほとんどは編集部が発見して、修正されるのですが、まれにスルーしてみなさんの目の前に出てしまうこともあります。発見ありがとうございました。次年度の修正案件とします。

    >3行目の時点では講義内で解説されているように”前方”かどうかは分からず、ピンクのラインマーカーが引かれていない5.6行目の第4回旋の記載から第2回旋は逆方向であることより、その時点で初めて”前方”だと分かる

    ↑そのとおりです。

    • 御回答頂き、有難う御座いました。
      あれだけ分かりやすい講義の裏で、先生がとんでもなく高度な事をしている事を改めて気付かされました。
      これからも、どうか宜しく御願い致します!

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  • 問題参照 111E55

    34歳の初産婦。妊娠38週5日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。午前6時に10分周期の痛みを伴う規則的な子宮収縮が始まったため、午前6時30分に受診した。来院時の内診所見で子宮口は4cm開大、卵膜を触知し、児頭下降度はSP+1cm、3時方向に小泉門を触知した。Leopold診察法で児背を母体の左側に触知した。入院後、同日の午後4時に子宮口が全開大し、午後4時15分に自然破水、午後4時40分に児頭が発露した。午後4時49分、児の顔が母体の後方を向く方向から母体の右方を向く方向に回旋しながら児頭が娩出され、午後4時50分に児の全身が娩出された。分晩経過中の胎児心拍数陣痛図には異常を認めなかった。児は男児で出生体重は3,360gだった。頭部に骨重積を認めた。午後5時に胎盤が自然に娩出された。分娩時出血量は420mLだった。

    この分娩の経過について正しいのはどれか。

    • a 適時破水である。
    • b 胎位は第2頭位である。
    • c 分娩時出血量は異常である。
    • d 分娩時間は10時間50分である。
    • e 児の右頭頂骨が左頭頂骨の下に入り込んでいる。
  • 関連トピック

    なし