テストゼミ予想編13番 CT

テストゼミ予想編13番のCT画像で、腸管壁の造影の有無、SMAの閉塞を指摘できない点からNOMIということですが、その後113回C63を復習していた際、CT画像Cでも腸管壁の造影の有無に違いがあるように見えてしまいます。そして選択肢にNOMIが居ます。 (明らかに憩室からの出血があるので本問題を解くことはできますが。)

これは、主訴や病歴から判断して、CTはあくまでも参考程度に考えるべきものなのでしょうか。それとも、この二問のCTの読影についてポイントがあれば教えていただきたいです。

回答1件

  • 113C63の画像Cですが、腸管壁の造影が落ちてるわけではなさそうです。
    炎症がある部位には炎症細胞浸潤するため、造影効果大になります。
    そのため、憩室炎(ないし出血)を呈した部位が明るいのがポイントです。

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  • 問題参照 113C63

    次の文を読み、63~65の問いに答えよ。

    62歳の男性。血便を主訴に来院した。

    現病歴:本日夕食後に多量の暗赤色の便が出現し、ふらつきを自覚したため救急外来を受診した。特に腹痛や下痢を自覚していない。

    既往歴:30年前から高血圧症と糖尿病で内服治療中。10年前から心房細動に対してワルファリンを処方されている。最近、処方薬の増量や変更はない。

    生活歴:妻と2人暮らし。喫煙は50歳まで20本/日を20年間。飲酒はビール350mL/日。

    家族歴:父親が脳梗塞。母親が大腸癌。

    現 症:意識は清明。身長169cm、体重70kg。体温36.7℃。脈拍88/分、不整。血圧114/78mmHg。呼吸数18/分。SpO2 96%(room air)。眼瞼結膜は貧血様だが、眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸雑音はやや亢進している。直腸指診で暗赤色の便の付着を認める。四肢に軽度の冷汗を認める。

    検査所見:血液所見:赤血球299万、Hb 9.7g/dL、Ht 32%、白血球12,000、血小板21万。血液生化学所見:総蛋白6.5g/dL、アルブミン3.6g/dL、総ビリルビン0.9mg/dL、AST 28U/L、ALT 22U/L、LD 277U/L(基準176~353)、γ-GTP 41U/L(基準8~50)、アミラーゼ80U/L(基準37~160)、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL、尿酸6.7mg/dL、血糖128mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.5mEq/L、Cl 100mEq/L。CRP 1.9mg/dL。腹部単純CT(A)及び腹部造影CT(B、C)を別に示す。

    まず測定すべきなのはどれか。

    • a PaO$_2$
    • b PT-INR
    • c Dダイマー
    • d 血小板粘着能
    • e 心筋トロポニンT
  • 関連トピック

    なし