解決済 113D40 02.内分泌代謝

結晶誘発性関節炎

質問失礼します。
穂積先生の授業 代謝内分泌2019のChapter8 練習問題の初めの問題についてです。
解説では結晶誘発性関節炎と診断し、その後精査にするとありますが、環椎横靭帯の石灰化があり、尿酸結石はレントゲン透過性であるため、どちらかと言ったら偽痛風と思いました。石灰化は大関節でなければ偽痛風は強くは疑わないのでしょうか

回答4件

  • ちょっと質問の意図がよく分からなかったのですが、テキスト8.2の最終行に記載したように、偽痛風は結晶誘発性関節炎に含まれる概念です。

    • わかりにくく申し訳ありません。質問の意図は今回は結晶誘発性関節炎のうち、偽痛風による関節炎だと言っても良いのではないでしょうか、と言うことでした。解説だと原因の結晶は画像だけだとわからないとおっしゃっていますが、有名どころの痛風と偽痛風で比べるなら、石灰化があることから偽痛風だと思いました。

  • ああ、そういうことですね。もちろん、それでもOKなのですが、敢えて解答が「結晶誘発性関節炎」となっていますので、その趣旨に従って解説しています。
    市販の解説書ですと、診断名の部分に「結晶誘発性関節炎(偽痛風)」とカッコつけしているようです。
    113D40の解説でもそのように示しています。

    • 丁寧にありがとうございます!

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  • 問題参照 113D40

    78歳の女性。発熱と頸部痛を主訴に来院した。4週間前に39.0℃の発熱、右足関節部に腫脹、疼痛が出現した。数日で右足関節部の症状は改善し、解熱した。5日前から再び発熱し、頸部痛が出現したため受診した。体温38.4℃。脈拍104/分、整。血圧134/74mmHg。呼吸数18/分。SpO2 97%(room air)。頸部は疼痛による可動域制限がある。四肢関節に腫脹、圧痛を認めない。心音と呼吸音とに 異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。圧痛を認めない。尿所見に異常を認めない。赤沈110mm/1時間。血液所見:赤血球385万、Hb 10.8g/dL、Ht 40%、白血球9,800(好中球82%、単球6%、リンパ球12%)、血小板52万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミン3.0g/dL、総ビリルビン0.8mg/dL、AST 12U/L、ALT 14U/L、LD 264U/L(基準176~353)、尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.5mg/dL。CRP 18mg/dL。脳脊髄液検査に異常を認めない。頸部CTの矢状断像および水平断像を別に示す。

    最も考えられるのはどれか。

    • a Behçet病
    • b 結核性脊椎炎
    • c 関節リウマチ
    • d 後縦靱帯骨化症
    • e 結晶誘発性関節炎
  • 関連トピック

    なし