解決済 107H28 08.消化管

超音波内視鏡について

お世話になっております。
大腸癌で肉眼的に明らかに進行癌だと分かるため超音波内視鏡は必要ない、とのことでしたが、113D38では明らかに進行癌だと分かる食道癌で超音波内視鏡検査を行うということになっています。
これは肉眼的に明らかな進行癌という場合に、食道癌では超音波内視鏡が必要だが大腸癌では必要ではない、ということなのでしょうか。

また、胸腹部CTと超音波内視鏡検査の優先度を比べた場合にも、すでに内視鏡検査を行っているのでそのまま超音波内視鏡を使用して検査をしたほうが患者への負担も少ないように思われました。

長くなってしまい恐縮ですがどなたかご教授いただけたら幸いです。

回答2件

  • 問題の趣旨がそもそも違う(107はやるべき検査を、113はやらなくていい検査を選ぶ問題)ということと、恐らく今内視鏡をしている状況というのは考えてないような気がします(つまり107では内視鏡はやり終わったという状況)。
    また、107では不整隆起の仕方が強いですから壁進達度よりも転移を見たいと考えることもできるように思いますし、113ではそこまで隆起していないのでもしかすると転移もなく(食道ですから何とも言えないでしょうが)壁進達度の方が治療に大きく影響すると考えることもできるかと思いました。

    もちろん臨床的にはそのまま移ったほうが良いのかも知れませんが、ICなどもあるでしょうし現実世界でどうするのが正解なのかは僕にも分かりません。申し訳ないです。

    • ナコラさん
      ご回答ありがとうございます。
      ナコラさんのご意見を踏まえて自分でも考えてみた結果、納得することが出来ました。
      大変助かりました、ありがとうございます!

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  • 問題参照 107H28

    63歳の女性。血便を主訴に来院した。4か月前から便に血が混じるようになり、持続しているため心配して受診した。体温36.4℃。脈拍72/分、整。血圧124/66mmHg。血液所見:赤血球350万、Hb 10.3g/dL、Ht 30%、白血球6,600、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.3g/dL、AST 25U/L、ALT 33U/L、LD 300U/L(基準176~353)。注腸造影像(A)と肛門縁から3cmの部位の大腸内視鏡像(B)とを別に示す。
    次に行う検査として適切なのはどれか。
    • a 胸腹部CT
    • b 直腸内圧測定
    • c 腹部血管造影
    • d 超音波内視鏡検査
    • e 半年後の大腸内視鏡検査
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