2020あたらしい公衆衛生を購入して勉強させていただいているのですが、3コマ目の講義で扱われた110G10の選択肢eに関して質問させて下さい。
飲酒習慣と遺伝要因の交互作用があるという事は、「飲酒習慣あり、かつ、遺伝要因あり」でリスクとなるわけで、つまり遺伝要因のみではリスクにならないという事ですよね。eで述べられている、「飲酒習慣で補正する」というのはつまり、乱れた飲酒習慣を是正する、という事だと解釈したのですが(この解釈が間違っているのでしょうか?)、すると飲酒習慣というリスクは消え、遺伝要因のみでは発病しないのだから、すなわち遺伝要因と疾患との関連が消失した、と言えるのではないかと思うのですが、むしろ関連が強くなる、と穂積先生がおっしゃっていたのはどういう事なのでしょうか?
>「飲酒習慣で補正する」というのはつまり、乱れた飲酒習慣を是正する、という事だと解釈したのですが(この解釈が間違っているのでしょうか?)
↑はい、おそらくこの理解が不正確だと思います。
「飲酒習慣を是正する」ではなく、「飲酒習慣で補正する」という日本語ですので、主語は「患者さんが」ではなく「分析者が」です。
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