解決済 109D37 11.産婦人科

子宮頸癌の浸潤の読影

109D37についてです。
尿路像映像では左の尿路に浸潤があり造影が途絶えているように見えるのですが、参考書の回答では、右腎の尿路浸潤の所見が指摘されています。
答え自体はeの化学放射線療法で納得しているのですが、左腎の腎盂が拡大している水腎症と考えていたので、造影されてない右腎の読影に疑問が残ります。回答していただければ幸いです。

回答2件

  • 病変は右側です。左側は特に水腎症ではなく、造影のタイミングの都合でそのように見えているだけのようです。

  • 造影剤の途絶えに関しては、尿管の生理的な蠕動運動によって正常でも起こるそうです。

    自分としては、腎盂が造影されておらず、どこにガンが浸潤したらこうなるのかが気になります。尿管に浸潤したのであれば、腎盂は造影されると思いますし、、、

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  • 問題参照 109D37

    43歳の女性。3回経妊2回経産婦。不正性器出血と腰痛とを主訴に来院した。月経周期は28日型。2か月前から不正性器出血と腰痛とが出現したため受診した。腟鏡診で子宮腟部にカリフラワー状で易出血性の腫瘤を認める。内診で子宮頸部から右側骨盤壁に連続する硬結を触知する。血液所見:赤血球350万、Hb 11.0g/dL、Ht 30%、白血球9,000、血小板42万。血液生化学所見:総蛋白7.0g/dL、クレアチニン0.9mg/dL、AST 32U/L、ALT 30U/L、Na 140mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 104mEq/L。子宮腟部生検の組織診では扁平上皮癌である。全身検索で遠隔転移を認めない。造影剤静注の10分後の静脈性尿路造影像を別に示す。
    最も適切な治療法はどれか。
    • a 手術
    • b 免疫療法
    • c 放射線治療
    • d 抗癌化学療法
    • e 化学放射線療法
  • 関連トピック

    なし