解説に『a : Hbが保たれているから輸血は適応がない』
となっていますが、Hbは出血量の評価に使えず、輸血の判断材料にならないのではないでしょうか?
輸血の判断は、出血量から考えるべきではないでしょうか?
なので、Shock Indexを用いて判断するのが適切かと思います
仮に出血量を評価せず輸液を行えば、最悪の場合、希釈によるDICに繋がり危険だと思います
(質問の仕方が悪かったのか意図を理解していない返事を受けるの修正させて頂きました)
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解説でHbが保たれているので輸血の必要はないとなっていますが、急性の出血の場合Shock indexで出血量を推測した方がよいのではないでしょうか?
今回、脈拍84/分で収縮期血圧104mmHgなのでShock index<1となり、早急に輸血を必要としないといった方がいいと思います
輸液と輸血を混同されていませんか?
通常、輸血はボリューム補充ではなくHb補充の目的で使われるかと思います。
急性出血ではHbに反映されず、Hbが保たれているからといって必ずしも大量出血を否定できるものではないと記憶しています
出血量を考慮せず、Hb≧11だからといって細胞外液を輸液しても、出血量によっては希釈されHbの低下になり輸血が必要になりませんか?
なので、出血量はSIで推測し、場合によっては輸血も考慮されていたはずです
仰っていることは分かるのですが、
急性期においてはとにかく血管内のボリュームを維持することが最優先、
そう考えたときに輸血というのはどんどん量を入れられるものではない
(感染リスクや医療コスト、現実的な備蓄量などもろもろの事情あり)ため、
ショック時に細胞外液をどんどん入れる、というのは一般的かと思いますが。。。
当方も学生でありますため、確実なことは言えず、曖昧な返事となってしまっております、申し訳ありません。
個人的には、頻脈もなく四肢の冷感もないですし、大量出血してショックになる、という急激な経過にはならなそうな気がしました。
もし大量出血で出血性ショックになっている場合は輸血を考慮すると思います。この症例でも110I51のように急にショックバイタルになる場合も考えられますが、この段階の評価としてはHbを見て、輸血よりは乳酸リンゲル投与する方向性で検討しておく方が好ましいのではないか、と感じました。
白熱してますね!
仰せの通り、SIでの評価も大切です。
が、Hb 11.8g/dLで輸血が正解になったら、国試では荒れるでしょう。
国試本番では①臨床的側面、②学問的側面、③テクニック的側面の①〜③をバランスよく解く必要があり、今回いただいたご指摘は①、解説は③寄りになっているわけです。
みなさま全員の発言が正しいです。だれかが間違っていて誰かが正しいわけではないです。
議論に参加いただいた方々、ありがとうございます!
議論が噛み合ってないですね…
11250102さんの仰る通りHb値でRBC輸血の要否を判断できるのは出血の急性期を過ぎてからですから、今回はバイタルや意識状態などから判断すべきだと思います。
それと勘違いされている方がいるようですが、RBC輸血はあくまでRBCの補充に用いられるものでvolume維持は基本的にできないと考えるべきです。
膠質成分に乏しく膠質浸透圧を維持できないためです。
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