解決済 118C56 24.公衆衛生

水に関する「環境基準」「水質基準」「排水基準」という用語の区別

以下のように用語を区別してください。

・海域や河川、湖沼→『環境基本法』→環境基準
・水道水→『水道法』→水質基準
・工場や事業場からの排水→『水質汚濁防止法』→排水基準

「あたらしい公衆衛生」のセクション9.2、1ポチ目では「水(の)質(に関する各種法令で定められる)基準」という一般的な日本語として「水質基準」という日本語を用いましたが、上記の通り厳密には「水質基準」という用語は『水道法』でのみ用いられます。
ゆえにこの1ポチ目で2回ほど登場する「水基準」という記載を「水に関する基準」などと修正ください。
※3ポチ目の「日本の水質基準は」という記載については水道水についての議論なので、そのままで問題ありません。

なお本件は「118回Update」でも扱っていますので、そちらを受講される方は本投稿はスルーしてOKです(講義内で話される内容を押さえればOK)。

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  • 問題参照 118C56

    近隣住民から水道水の臭いについて保健所に相談があった。①水道水の検査結果を調査したところ臭いに関する項目は基準値内であった。この水道の水源である②河川の検査では、生物化学的酸素要求量〈BOD〉値が高値であった。その河川の上流には食品工場がある。
    下線部①、②の検査基準の組合せで正しいのはどれか。
    • a ①環境基準、②排水基準
    • b ①許容基準、②環境基準
    • c ①許容基準、②排水基準
    • d ①水質基準、②環境基準
    • e ①水質基準、②排水基準
  • 関連トピック

    なし