解決済 111G60 21.救急

ケトン体2+の理由

ケトン体が2+になっているのは、なぜなのでしょうか。
下痢→カリウム低下→細胞内への糖の取り込み低下→脂肪酸代謝亢進→ケトン体上昇
と考えたのですが、どなたかご回答いただけると幸いです。

回答3件

  • 回答失礼致します。
    細胞生理的にそういう考えもあるかと思いますが、にしては血糖が高くなっていないようにも思えます。

    単純に体調が悪化して下痢もあるし吐き気もあるし熱もあるしで、こういう時って経験上食欲がわかないので、それが糖分摂取不足に繋がってケトン体が上昇してるんだと思いました。

    あとは、食欲低下にしてはケトン体上昇が早いと思われるかもしれませんが、嘔吐もありますし、実質栄養の吸収はほとんどできていない状態だったのだと思います。

  • ドスコイ高崎様

    迅速なご回答にもかかわらず返信が遅れてしまい申し訳ありません。
    たしかに、血糖低値なのは違和感を感じました。
    糖質摂取不足の説明、大変分かりやすくありがとうございます。
    自分自身も経験あるので、納得しやすかったです。

  • リトルトゥースの方に納得していただけて光栄です!ありがとうございました!笑

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  • 問題参照 111G60

    次の文を読み、60〜62の問いに答えよ。

    34歳の女性。腹痛、下痢および発熱を主訴に来院した。

    現病歴:2日前に夫婦で焼き鳥と鳥刺しを食べた。昨日深夜に腹痛と悪寒とで目を覚まし、トイレに駆け込んだところ水様下痢であった。朝までに5、6回の水様下痢と1回の嘔吐があり、夫に連れられて受診した。夫は下腹部痛はあるが、下痢はない。

    既往歴:4歳時に肺炎。

    生活歴:会社員。33歳の夫との2人暮らし。ペットは飼っていない。海外渡航歴はない。

    家族歴:父親が高血圧症。母親が糖尿病。

    現 症:意識は清明。身長155cm、体重48kg。体温37.8℃。脈拍112/分、整。血圧102/68mmHg。呼吸数18/分。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常を認めない。口腔内と皮膚は乾燥している。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦で、全体に軽度の圧痛を認めるが反跳痛はない。肝・脾を触知しない。皮疹を認めない。

    検査所見:尿所見:比重1.031、蛋白(±)、糖(−)、ケトン体2+、潜血(−)。便所見:外観は淡黄色水様。血液の付着はない。血液所見:赤血球452万、Hb 13.1g/dL、Ht 40%、白血球10,300(好中球81%、好酸球2%、好塩基球0%、単球1%、リンパ球16%)、血小板32万。血液生化学所見:総蛋白8.0g/dL、アルブミン4.1g/dL、総ビリルビン1.0mg/dL、AST 10U/L、ALT 16U/L、LD 289U/L(基準176〜353)、ALP 215U/L(基準115〜359)、γ-GTP 14U/L(基準8〜50)、アミラーゼ55U/L(基準37〜160)、CK 50U/L(基準30〜140)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、尿酸4.2mg/dL、血糖82mg/dL、Na 133mEq/L、K 3.0mEq/L、Cl 95mEq/L。CRP 4.5mg/dL。

    脱水と判断し、直ちに生理食塩液の急速輸液を開始した。

    脱水改善の指標となる所見はどれか。2つ選べ

    • a CRP
    • b 体重
    • c 脈拍
    • d 尿比重
    • e 白血球数
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