解決済 114D37 12.小児科

あたらしい小児科 先天性胆道拡張症の臨床像

あたらしい小児科の先天性胆道拡張症の臨床像にて便色が茶褐色であることも閉塞性黄疸の根拠としていましたが、茶褐色は黒に近い茶色ですので無理があるように思いました。どちらかというと健康的な便の色に近いと思います。
お忙しい中だとは思いますが、確認の方よろしくお願いします。

回答1件

  • たしかにですね。
     ①症状が出現して間もないので、まだ色が正常。
     ②ビリルビン尿は茶褐色ですので、出題or編集時に尿の色と混同された
    のどちらかが考えやすいかと思います。

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  • 問題参照 114D37

    8歳の女児。腹痛のため両親とともに来院した。昨日の夕食後から上腹部痛があり、夜半に食物残渣を嘔吐し、今朝も痛みが改善しないため受診した。今朝の排便は軟便で色は茶褐色という。意識は清明。身長120cm、体重23kg。体温37.8℃。脈拍80/分、整。血圧100/72mmHg。呼吸数20/分。眼球結膜に軽度黄染を認める。甲状腺腫と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はやや膨満しているが肝・脾を触知しない。上腹部に軽度の圧痛を認め、腸雑音は減弱している。血液所見:赤血球467万、Hb 13.7g/dL、Ht 42%、白血球18,700、血小板30万、PT-INR 1.0(基準0.9〜1.1)。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、総ビリルビン4.7mg/dL、直接ビリルビン4.0mg/dL、AST 267U/L、ALT 270U/L、アミラーゼ539U/L(基準37〜160)。CRP 0.9mg/dL。腹部超音波検査で胆嚢の腫大を認めた。MRCPを別に示す。

    診断はどれか。

    • a 膵石症
    • b 胆管癌
    • c 輪状膵
    • d 先天性胆道拡張症
    • e 急性閉塞性化膿性胆管炎
  • 関連トピック

    なし