解決済 112F67 17.泌尿器科

尿道膀胱造影検査と尿路系癌について

いつもお世話になっております。無症候性血尿から尿路系癌の癌を調べるにあたり、cの選択肢を切る根拠ですが造影してしまうと癌が播種する恐れがあるからと思ったのですが、どうでしょうか。

回答2件

  • 「癌が播種する恐れがあるから」ということではないと思います。
    本問では「次に行うべき検査」とありますから、簡便であったり侵襲性の低かったりする検査が正解となります。

  • この問題は、検査の優先度を選ばせる問題であり、何か検査の合併症などから選択肢を切っていくようなタイプの設問ではないです。
    尿道膀胱造影検査にて癌が播種するというのは可能性はゼロではないにせよ可能性は低いと思われます。また、検査によって医療被曝します。
    医療被曝の低減のため、正当化・防護の最適化・個人の線量制限などが推奨されていますので、検査の優先度は慎重に考慮すべきだと思います。
    cも意味がないわけではありませんが、医療被曝を避けて腫瘤の有無を確認できるような、正答の選択肢が優先されるでしょう。

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  • 問題参照 112F67

    65歳の男性。人間ドックで顕微鏡的血尿を指摘され来院した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒を1合/日程度。尿所見:蛋白(―)、潜血1+、沈渣に赤血球10〜20/1視野。

    次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。

    • a 腎シンチグラフィ
    • b 尿細胞診検査
    • c 尿道膀胱造影検査
    • d 腹部超音波検査
    • e レノグラム
  • 関連トピック

    なし