解決済 103D35 09.肝胆膵

肝硬変患者のAST,ALT値について

平素よりお世話になっております。
肝胆膵テキスト49ページの『問題44(103D35)』に関しての質問です。
本症例は肝硬変疑いのためAST,ALTが上昇するはずと考えたのですが、実際はどちらも正常値となっています。
その点はあまり気にしなくて良いのでしょうか。

回答1件

  • 肝硬変でも劇症肝炎の重症verのように正常肝細胞が高度破壊されて減少した結果、AST•ALTの上昇が軽度に留まる、なんなら低下することがあるだろうと考えましたがどうでしょう?

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。

  • 問題参照 103D35

    62歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。18年前に慢性B型肝炎と診断されたが放置していた。意識は清明。身長170cm、体重64kg。脈拍72/分、整。血圧128/66mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球426万、白血球3,600、血小板9.1万。血液生化学所見:アルブミン3.6g/dL、クレアチニン0.8mg/dL、総ビリルビン1.1mg/dL、直接ビリルビン0.7mg/dL、AST 32U/L、ALT 20U/L、ALP 230U/L(基準115~359)。HBs抗原陽性。腹部超音波写真を別に示す。肝内に占拠性病変は認めない。
    血液検査所見として考えにくいのはどれか。
    • a コリンエステラーゼ 920IU/L(基準400~800)
    • b 総コレステロール 142mg/dL
    • c Fischer(分岐鎖/芳香族アミノ酸)比 1.9(基準2.4~4.4)
    • d AFP 92ng/mL(基準20以下)
    • e ICG試験(15分値) 23%(基準10以下)
  • 関連トピック

    なし