解決済 112D60 08.消化管

胃癌の術式選択について

本問の上部消化管内視鏡像にてプローブが見えることから小彎側に癌が存在することは分かりましたが、胃角部の病変でもこのような画像になると思いました。胃角部ならば幽門側胃切除術も適切な術式になるのでしょうか?
(これは115F53と画像が似ていることから生じた疑問です。)

回答2件

  • 一見、115F53と似ていますが、違うと思います。
    ファイバーがどこから始まっているか、を注意深くみて比べて下さい。

    • ありがとうございます。おっしゃる通り始まる位置で判断できました。

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  • 問題参照 112D60

    66歳の男性。黒色便を主訴に来院した。今朝、排便したところタール状の下痢便であったため受診した。意識は清明。身長168cm、体重56kg。体温36.2C。脈拍88/分、整。血圧102/70mmHg。呼吸数14/分。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球340万、Hb 10.5g/dL、Ht 31%、白血球8,800、血小板29万。血液生化学所見:尿素窒素20mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CEA 6.5ng/mL(基準5.0以下)。CRP 0.8mg/dL。上部消化管内視鏡像を別に示す。腹部造影CTでは他の臓器に異常を認めず手術を行うことにした。

    この患者の手術術式として適切なのはどれか。

    • a 胃局所切除術
    • b 胃空腸吻合術
    • c 胃全摘術
    • d 大綱被覆術
    • e 幽門側胃切除術
  • 関連トピック

    なし