109I15の解説の解説で
a 肝内胆汁うっ滞により、肝内胆管癌のリスクとなる。
とありますが、あたらしい内科外科2018「3.1肝細胞癌」には、肝内胆管癌は分類上、原発性肝癌に含まれることが多いとありました。
また、原発性胆汁性胆管炎〈PBC〉で肝細胞が発生する機序が小葉胆管の炎症→肝硬変→肝癌なのか小葉胆管の炎症→肝内胆管癌(原発性肝癌)なのか疑問に思い、a,eで悩んでしまいました。
初歩的な質問かもしれませんが、この二点よろしくお願いします。
このへんは一元的に病態ですべて説明がつくわけではないのでややこしいところです。ですので、テキストでも「肝内胆管癌は分類上、原発性肝癌に含まれることが多い」という婉曲的な表現にしています。
肝内結石症が落っこちてきたら、胆管を塞ぎ、胆管癌をきたしやすいと考えてはどうでしょう?
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