106回医師国家試験ころから出題が増え、112回ではかなりの難問も出題された輸液。従来は研修医になってから勉強するのが標準的でしたが、厚労省の意向としては医学部生のうちにしっかりと理解を深めておいてほしいようです。
本講座では輸液製剤ごとに詳細な使い方を解説しました。60分×2コマで以下の11講を解説致します。
第1講 代表的な輸液製剤の組成とその単位
第2講 生理食塩水
第3講 乳酸リンゲル液
第4講 生食? リンゲル?
第5講 5%ブドウ糖液
第6講 1号液(開始液)
第7講 2号液(脱水補給液)
第8講 3号液(維持液)
第9講 4号液(術後回復液)
第10講 アルブミン製剤
第11講 疾患に応じたブレンド
本講座を受講いただくことにより「何となく消去法でそれっぽい輸液を選ぶ」スタンスから、「病態を理解し、能動的に輸液の組成を考察する」レベルへとステップアップすることができます。