講義の内容

【注意】本作品は2018年度版です。2019年度版や延長用作品ではありませんので、ご注意ください。
単科

2018特講シリーズ④:判断・評価

¥1,620

コマ数
2コマ×60分
視聴期間
1年

目の前にいる患者さんがどのような状況で、どう対応するのが良いか。このような臨床に即した判断・評価をさせる出題は112回医師国家試験のトピックでした。
 
本講座では現在の患者さんの状況を判断し、現在の投薬や処置が過剰なのか、十分なのか、不足なのか、見当外れなのか、といった点を自身で評価させるタイプの問題に対策します。テキストには112回のみならず、111回以前でもチラホラ出題されていたこうしたパターンの臨床問題を発掘し、たくさんの問題を掲載しました。パターン習得には十分でしょう。

国試では臨床実地問題の配点比率が高く、重視されています。しかしながら、数多くの過去問が存在する今、新基軸を打ち出さないとマンネリ化が進んでしまうというジレンマに厚労省側も頭を悩ませているようです。現代の医学部生は過去問的事項はほぼ完璧に対策してくるため、新傾向や新作問題を一定数出題しないと差がつかない試験になってしまうためです。この観点からも判断・評価させる問題は今後さらにエスカレートした出題が予想される分野であり、何を根拠に判断・評価したらよいか、を解説するなかで新作問題にも対応できる力をつけていただきます。

以下の全10講を60分×2コマで講義いたします。

第1講 判断・評価力の重要性
第2講 継続する
第3講 増やす・追加する・併用する
第4講 減らす・中止する
第5講 変更する
第6講 第2〜5講の総合演習
第7講 確認する・聴取する
第8講 説明する
第9講 緊急度・重篤度の判断
第10講 経過観察
 
第6講では「増やす」「減らす」「継続」「変更」といった問題を多く集めて総合演習を行えるようにしました。
問題どうしを対比しつつ解説を進めますので、理解を確実に深めることができます。