医師国家試験問題の選択肢には禁忌設定されているものがあります。どれが禁忌扱いされているかは分からないステルス式となっているため、気づかずに禁忌肢を踏む受験生が散見されます。さらには112回医師国家試験では禁忌単独落ちしてしまった受験生も出現し、禁忌肢に対する不安感が受験生の間で蔓延している状況です。
※禁忌選択肢は必修問題に限らず、一般問題・臨床実地問題にも含まれているため、必修特講とは別立ての独立した特講シリーズでお送りします。
本講座は禁忌肢について詳細に解説を行うことで、本番で禁忌を踏まないようにすることと、不毛なまでの恐怖心を受講生から取り除くことを目的としています。
講義は全3コマです。テキストは全82講構成となっており、第1講では「禁忌肢制度の概要」をご説明し、禁忌肢と合格基準について理解を深めていただきます。第2〜81講では科目別に実際の禁忌肢を問題演習しつつ解説します。最後となる第82講では「禁忌肢との付き合い方」と題し、どのようなスタンスで本番に臨めばよいかをお話しています。