118F75

冠動脈造影に引き続いて、機械的補助循環下で責任病変の冠動脈に対して緊急経皮的冠動脈インターベンション〈PCI〉を実施後、心臓リハビリテーションが開始された。
心臓リハビリテーションで適切なのはどれか。
退院後も継続する。
急性期は実施しない。
無酸素運動は併用しない。
胸部症状が増悪しても継続させる。
病棟では医師の同伴が必須である。

解答: a

118F75の解説

【選択肢考察】
a 正しい。心臓リハビリテーションは退院後も継続したい。
b 心臓リハビリテーションには急性期、回復期、維持期に分けられる。
c 有酸素運動も無酸素運動も行われる。
d 胸部症状が増悪した場合には中止する。
e 作業療法士や理学療法士が同伴することが多い。むろん時間が許せば、医師が同伴してもよい(あくまで「必須ではない」ということ)。特に初期研修中はそこまで多忙でない者も一定数いると思われるため、医局でスマホをいじっている暇があるなら、労を惜しまず病棟に足繁く通うことを推奨したい。コスパ、タイパでは語り尽くせない価値も世の中にはある。

正答率:94%

テーマ:心臓リハビリテーションについて

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