118F58

40歳の男性。右胸部から右背部の皮疹を主訴に来院した。7日前から右胸部の痛みを自覚した。5日前に右胸部から右背部にかけて皮疹が出現した。痛みが増強したため来院した。最近、過労気味であった。胸部の写真(A:胸部、B:右胸部の拡大)を別に示す。
写真Bでみられる皮疹の種類はどれか。2つ選べ
血疱
紫斑
水疱
膿疱
膿瘍

解答: c,d

118F58の解説

【ポイント】
写真ではA, Bともに右胸部〜右背部の肋間神経走行に沿った領域に、疼痛を伴う水疱と膿疱の集簇がみられている。帯状疱疹が考えやすい。「最近、過労気味であった」という記載も、帯状疱疹が誘発されやすい状況に合致する。

正答率:94%

テーマ:帯状疱疹でみられる発疹の分類

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