118D75

生後1時間の男児。在胎37週、4,000gで出生した。巨大児のために血糖の測定をおこなった。血液生化学所見:血糖25mg/dL。10%ブドウ糖液を用いて末梢静脈より輸液を開始することとした。糖の投与速度を4mg/kg/分とする。
1時間あたりの10%ブドウ糖液投与量を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数第2位を四捨五入すること。
解答:① . ② mL/時間

解答: 96

118D75の解説

【ポイント】
「1時間あたりのブドウ糖投与量(Aとする)=糖の投与速度(4mg/kg/分)×児の体重4kg×1時間あたりに補正するための60」という関係が成り立つ。計算し、A=4×4×60=960mg=0.96g。今、要求されている数値をXとすると、10%ブドウ糖液100mL中には10gのブドウ糖が含まれるため、100mL:10g=X:A となる。Aに0.96gを代入し、比の計算を行うと、X=9.6mLと算出される。

正答率:85%

テーマ:ブドウ糖液投与量の算出《計算問題》

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