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118D55
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78歳の男性。入院中に肺炎を発症し喀痰検査を施行したところ多剤耐性緑膿菌を検出した。
感染予防策で適切なのはどれか。
a
個室管理は必要ない。
b
N95マスクを着用し診察する。
c
病室に出入りする人全員が同様に予防策を理解する。
d
手袋を使用して患者に接触した場合、手袋を外せば手洗いは必要ない。
e
痰の吸引をしなければPersonal Protective Equipment〈PPE〉は必要ない。
解答: c
118D55の解説
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【ポイント】
多剤耐性緑膿菌が検出された際の感染予防策を考える。
【選択肢考察】
a 個室管理が必要となる。
b N95マスクは空気感染する病原体の対策に有効。多剤耐性緑膿菌は接触感染する。
c 正しい。必修問題として出されていても不思議ではない、教訓的な「そりゃそうだろ」という選択肢。
d 手袋を外した後の手であっても清潔とは言い切れない。手洗いをする必要がある。
e PPEは個人防護具を意味し、その使用は痰の吸引時に限定されない。
正答率:97%
テーマ:多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉検出後の感染予防策
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