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【ポイント】
「左下肢伸展挙上テスト陽性」という記載より、椎間板ヘルニアを考えよう。実際、画像A, BにてL5/S1間から後方に突出する椎間板が指摘できる。L5/S1間の椎間板ヘルニアではS1神経根が障害されたことによる所見がみられる。

【選択肢考察】
ａ　L2〜L3の神経根障害にてみられる。
ｂ　L2〜L4の神経根障害にてみられる。
ｃ　正しい。S1神経根障害にてみられる。
ｄ　S1神経根障害にてアキレス腱反射は減弱する。
ｅ　神経根は末梢神経、すなわち運動神経で言えば下位運動ニューロンである。Babinski徴候が陽性となるのは上位運動ニューロン障害のとき。