118D15

骨粗鬆症の既往を持つ高齢者が転倒した際、骨折をきたしやすい部位はどれか。3つ選べ
脊椎
膝蓋骨
足関節
橈骨遠位端
大腿骨近位部

解答: a,d,e

118D15の解説

【ポイント】
前年の過去問である 117F23 をきちんと対策できていましたか、という問題。むろん全く同一問題だと芸がないため、「脊椎」が追加されている。斬新でもないが、過去問と全く同一でもない。つまり、マニアックすぎる重箱の隅的知識を問うているわけではなく「 117F23 を解いたなら付随知識としてこのくらいまでは広げられるよね」的な暗黙の範囲で改変が作られているのだ。このレベルの改変を難なく解けるレベルこそが、健全で程よい国試対策に思う。

【選択肢考察】
a 正しい。尻もちをついたときや、重いものを持ち上げた際に椎体圧迫骨折をきたしやすい。
b 膝蓋骨骨折は稀。
c 足関節骨折は稀。
d 正しい。手をついて転倒した際に骨折しやすい。
e 正しい。尻もちをついて転倒した際に骨折しやすい。

正答率:94%

テーマ:骨粗鬆症の既往を持つ高齢者が転倒時に骨折しやすい部位

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