117F24

統合失調症を主な対象として、精神症状の包括的な評価尺度として使用されるのはどれか。
Rorschachテスト
状態特性不安検査〈STAI〉
リバーミード行動記憶検査〈RBMT〉
Mini-Mental State Examination〈MMSE〉
簡易精神症状評価尺度[Brief Psychiatric Rating Scale〈BPRS〉]

解答: e

117F24の解説

【プロセス】
「精神症状」の包括的な「評価尺度」とほぼ答えが設問に書いてあるため、何も疑わずに素直にそのままの検査を選べばよい。正答率は93%。ここで「いや、これは引っ掛けでしょ!」などと裏をかいてRorschachテストを選ぶようでは合格から程遠い。

【選択肢考察】
a インクのシミ状図版が何に見えるか問う、投影法。統合失調症が主な対象ではないし、無限通りの回答が考えうる泥臭く人間臭い検査であるため、包括的尺度とはならない。
b 状態特性不安検査〈STAI〉の主たる対象は不安障害。
c リバーミード行動記憶検査〈RBMT〉は文字通り、記憶障害を確認する検査。
d Mini-Mental State Examination〈MMSE〉は認知症の検査。
e 正しい。統合失調症を主たる対象とした、包括的評価尺度である。

正答率:93%

テーマ:精神症状の包括的評価尺度として使用される統合失調症の検査

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