117E1

介入研究はどれか。
横断研究
コホート研究
症例対照研究
ケースシリーズ研究
ランダム化比較試験〈RCT〉

解答: e

117E1の解説

【プロセス】
「対象となるグループに薬を飲んでもらう」のように、人為的に操作を行う研究が介入研究だ。一方、「喫煙者と非喫煙者を10年間追跡」(倫理的にタバコを強制的に吸わせるわけにいかないため、あくまで既に喫煙している人と喫煙していない人を集めてきて見守る)的なスタンスの研究が観察研究である。

【選択肢考察】
a ある一時点での疾病と要因の有無を同時に調査する研究。観察研究である。
b 要因により対象集団を分け、追跡を行う観察研究である(前向き研究)。
c 疾病の有無により患者群と健康群を設定し、過去に遡って要因を調べる観察研究である(後向き研究)。
d 実際の症例を集積し、その経過をまとめた観察研究である。
e 正しい。2つ以上の対象グループを無作為に設定し、人為的に操作を行い、生じる違いを調べる介入研究である。

正答率:97%

テーマ:介入研究に分類されるもの

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