117D2

左室駆出率が低下した心不全を増悪させる薬剤はどれか。
スタチン
ベラパミル
ACE阻害薬
SGLT2阻害薬
プロトンポンプ阻害薬

解答: b

117D2の解説

【選択肢考察】
a スタチンは心不全に対する直接的な悪影響はない。なお、スタチンの副作用としては横紋筋融解症が有名。
b 正しい。ベラパミルはカルシウム拮抗薬であり、心収縮力を低下させたり、心拍数を減少させたりする働きがある。
c ACE阻害薬は心不全患者の生命予後を改善させることが分かっており、むしろ有効。なお、ACE阻害薬の副作用としては空咳が有名。
d SGLT2阻害薬は心不全患者の生命予後を改善させることが分かっており、むしろ有効。なお、SGLT2阻害薬の副作用としては脱水や尿路/性器感染が有名。
e プロトンポンプ阻害薬は心不全に対する直接的な悪影響はない。なお、プロトンポンプ阻害薬の副作用としては胃底腺ポリープが有名。

正答率:80%

テーマ:左室駆出率が低下した心不全を増悪させる薬剤

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