117D13

ボールなどによる前胸部打撲後の心停止について正しいのはどれか。
高齢者での報告例が多い。
死亡に至ることはまれである。
受傷後、1週間前後に心停止が生じる。
速やかなAEDの使用が予後改善に有効である。
迷走神経反射から生じる洞性徐脈が原因である。

解答: d

117D13の解説

【プロセス】
「ボールなどによる前胸部打撲後の心停止」は心臓震盪と呼ばれる。

【選択肢考察】
a 部活動中など、若年者での報告例が多い。
b 設問の誘導通り「心停止」なわけで、死亡に至ることも十分にありうる。極めて危険な病態として意識したい。
c 受傷直後に心停止が生じる。
d 正しい。心停止であるため、速やかなAEDの使用が予後改善に有効。
e 迷走神経反射とは直接の関係がない。

正答率:92%

テーマ:心臓震盪について

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