117D10

大量出血を想定して診療にあたるべき交通外傷はどれか。
頸椎捻挫
骨盤骨折
肩関節脱臼
橈骨遠位端骨折
膝前十字靱帯損傷

解答: b

117D10の解説

【選択肢考察】
a 頸椎捻挫では脈管の破綻はきたしにくく、出血はあっても少量。
b 正しい。骨盤内には動脈・静脈ともに豊富に存在し、骨折により大量出血をきたしやすい。
c 肩関節脱臼では脈管の破綻はきたしにくく、出血はあっても少量。
d 「遠位端」と限定条件がついていることからも分かるように、末梢の血管が破綻する可能性はあっても、出血量は多くならない。
e 膝前十字靱帯損傷では出血があっても、関節内に血腫を作る程度で収まることが多く、大量出血には至らない。

正答率:100%

テーマ:大量出血を想定して診療にあたるべき交通外傷

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