117B25

リスボン宣言の内容で誤っているのはどれか。
患者には医療情報の提供を拒否する権利がある。
患者には医学教育への参加を拒否する権利がある。
自殺企図の患者の場合、患者の生命を救う努力をする。
患者の情報は患者の死後も秘密が守られる必要がある。
患者が未成年の場合、患者の意思よりも代理人の希望が優先される。

解答: e

117B25の解説

【プロセス】
リスボン宣言における患者の権利は全11項目からなる。この11個に含まれない内容を選ぶ。

【選択肢考察】
a 日本語的に2通りに解釈できる。「自身の病状について、自分自身が情報提供をしてほしくない」という意味であれば「3. 自己決定の権利」に該当する。「第三者に自身の医療情報を提供してほしくない」という意味であれば「8. 守秘義務に対する権利」に該当する。
b 「3. 自己決定の権利」に該当する。
c 「4. 意識のない患者」に該当する。
d 「8. 守秘義務に対する権利」に該当する。
e 誤り。「5. 法的無能力の患者」によれば、患者が未成年の場合であっても、可能な限り、本人の意思が優先される。

正答率:96%

テーマ:リスボン宣言の内容

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