7歳の女児。右下腿の変形のため救急車で搬送された。公園で1mの高さから飛び降りた際に着地に失敗し、歩行不能となった。意識は清明。体温36.7℃。血圧128/84mmHg。心拍数112/分、整。呼吸数25/分。SpO2 99%(room air)。既往歴に特記すべきことはない。右下腿は外反変形しているが、開放創は認めない。両側足背動脈は触知良好。患肢に感覚異常はなく、足趾の運動に異常を認めない。右脛骨と右腓骨の骨幹部骨折と診断され、徒手整復とギプス固定を施行された。受診時(A)とギプス固定後(B)の単純エックス線写真を別に示す。自宅への帰宅を許可し、外来で経過観察とされた。
患者と患者家族への帰宅後の生活指導として誤っているのはどれか。
正答率:89%
テーマ:下腿骨折患者の帰宅後の生活指導