75歳の女性。両膝の痛みを主訴に来院した。6か月前に誘因なく両膝の歩行時痛が出現し、3か月前から自宅近くの医療機関でNSAIDの処方を受けている。症状が改善せず、15分以上の歩行や階段昇降が困難となり受診した。身長152cm、体重70kg。BMI 30.3。体温36.4℃。脈拍84/分、整。血圧126/68mmHg。呼吸数14/分。神経診察で異常を認めない。両膝関節腫脹を認めない。両膝の内側関節裂隙に圧痛を認める。右膝関節の可動域は、屈曲120度、伸展−10度である。左膝関節の可動域は、屈曲130度、伸展−5度である。両膝関節立位正面エックス線写真を別に示す。
治療法として適切なのはどれか。3つ選べ。
正答率:84%
テーマ:変形性膝関節症〈OA〉の治療法