54歳の女性。健康診断で赤血球増多を指摘され来院した。夫からいびきがうるさいとよく言われる。また、数秒間寝息が聞こえないこともあるといわれるようになった。身長153cm、体重80kg。脈拍76/分、整。血圧148/98mmHg。眼瞼結膜に充血を認め、眼球結膜に黄染を認めない。心音と呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球650万、Hb 19.0g/dL、Ht 52%、白血球7,600(桿状核好中球4%、分葉核好中球64%、好酸球1%、好塩基球0%、単球9%、リンパ球22%)、血小板38万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン3.5g/dL、総ビリルビン0.8mg/dL、AST 36U/L、ALT 32U/L、LD 180U/L(基準120~245)、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、血糖108mg/dL。
この患者で予想される検査所見はどれか。
正答率:86%
テーマ:二次性赤血球増加症で予想される検査所見