116D15

排尿障害の診断で有用なのはどれか。3つ選べ

残尿測定
尿流測定
レノグラム
腹部超音波検査
末梢神経伝導検査

解答: a,b,d

116D15の解説

【選択肢考察】
a 正しい。残尿が多ければ、しっかりと尿を排出することができていないと分かる。
b 正しい。尿流(尿勢)が弱ければ、しっかりと尿を排出することができていないと分かる。
c レノグラムの結果は血管相、機能相、排泄相の3つに分けられ、腎前後の機能を確認することができる。すなわち、上部尿路の評価に適しており、排尿のような下部尿路の評価には向かない。
d 正しい。他選択肢にある残尿測定もエコーにて行われる上、水腎症の有無なども確認できる。
e 排尿障害の原因の1つとして末梢神経障害はありうるも、あくまで多岐にわたる排尿障害の原因をスクリーニングした後に精査の過程で行うべきだ。排尿障害の診断自体には用いない。

正答率:84%

テーマ:排尿障害の診断に有用な検査

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