116D1

RhD(-)血液型の妊婦で分娩後に抗Dヒト免疫グロブリン投与が必要な組合せはどれか。

夫の血液型RhD(−)、妊娠12週の間接クームス試験(−)、妊娠26週の間接クームス試験(−)、出産児の血液型RhD(−)
夫の血液型RhD(+)、妊娠12週の間接クームス試験(−)、妊娠26週の間接クームス試験(−)、出産児の血液型RhD(−)
夫の血液型RhD(+)、妊娠12週の間接クームス試験(−)、妊娠26週の間接クームス試験(−)、出産児の血液型RhD(+)
夫の血液型RhD(+)、妊娠12週の間接クームス試験(−)、妊娠26週の間接クームス試験(+)、出産児の血液型RhD(+)
夫の血液型RhD(+)、妊娠12週の間接クームス試験(+)、妊娠26週の間接クームス試験(+)、出産児の血液型RhD(+)

解答: c

116D1の解説

血液型不適合妊娠に関する出題。母体がRhD(−)で出産児がRhD(+)の場合、感作を防ぐため、妊娠中(妊娠 28 週)と分娩後72時間以内の抗Dヒト免疫グロブリンの投与が推奨される。ただし、妊娠中の間接クームス試験が陽性だった場合、すでに感作されてしまったことを意味するため、抗Dヒト免疫グロブリンの投与は意味を持たない。ゆえに妊娠中の間接クームス試験が12週、26週ともに陰性で、出産児がRhD(+)の組み合わせが正解となる。夫の血液型は関係ない。

正答率:88%

テーマ:血液型不適合妊娠・分娩後に抗Dヒト免疫グロブリン投与が必要な組合せ

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